『これだけは読んでおきたい素敵な絵本100』より No.076

『わすれられないおくりもの』 
スーザン・バーレイ 作・絵 小川仁央 訳 1986年 評論社 4歳~

この物語の主人公のアナグマは、森の中の動物たちに生きるための知恵や工夫、勇気を教えて、旅立っていきました。

私の最愛の父も昨年の夏、家族に見守られながら93年の生涯を閉じました。アナグマと同じで、物知りで賢くて物静かで、皆に愛された父は、私に「わすれられないおくりもの」をたくさん残してくれました。もうすぐ一周忌、数々の思い出を胸に、日々大切に生きていこうと思っています。

このように、「死」と向き合う秀作絵本を紹介します。

  1. 『ずーっとずっとだいすきだよ』ハンス・ウィルヘルム 作
  2. 『やさしいライオン』やなせたかし 作
  3. 『100万回生きたねこ』佐野洋子 作
  4. 『おじいちゃんがおばけになったわけ』キム・フォップス・オーカソン 作
  5. 『いつでも会える』菊田まりこ 作 ほか