四角い空のむこうへ
いつかぼくは、
晶文社|四角い空のむこうへ
人工呼吸器をつけた気象予報士の
第1号になるんだ
“難病でも自立したい”――
メディアでも紹介された実話にもとづく物語
『バスが来ましたよ』(アリス館)著者の最新作
中学2年生の主人公は、生まれつきの筋肉の病気で、人工呼吸器と車いすの生活を送っている。ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき、母親を楽にしたいと願う彼は、「気象予報士」にひそかなあこがれを抱いていた。それを知った父親は、ある日、彼が寝ている居間の天井に、天窓をつくる。そこから見える空の表情をながめながら、主人公は、気象予報士になる夢をふくらませていくのだった……。
商品概要
四角い空のむこうへ
由美村嬉々 文 羽尻利門 絵
定価:1,760円(税込)
判型・ページ数:AB判上製 36頁
発売日:2024年9月12日
ISBN:978-4-7949-7432-7 C8795
発行所:晶文社